2020-01-01から1年間の記事一覧
江戸時代に干拓された沖新田にある、県道383号の橋。 1930年の竣工のRC桁橋。 シンプルな高欄。 親柱の側面に、昭和五年三月架設とある。奥の堤防の先は児島湾。 撮影:2020/12/27
高梁川右岸沿いの市道にあるトンネル。読みはタキノハタ。 総社市の「トンネル 長寿命化計画(2019年版)」によると市管理の隧道はこれ一本のみとのこと。建設は昭和57年となっているが、改修の年を指していると思われる。 昭和41年の地理院地形図ではトンネ…
鹿森ダムの近く、県道47号の旧道区間にある二つの隧道。平成22年にループ橋の青龍橋が開通したことで旧道となった。 どちらも竣工は昭和36年とのことで、翌昭和37年完成の鹿森ダムに関連して工事が行われたのでしょう。 遠登志橋を見た帰りに、トンネルがあ…
住友別子銅山関連の橋で、かつては生活道路と坑水路が併設されていたそうだ。 明治38年の鋼アーチで、現存するものでは最も古いとされている。近代土木遺産Bランクで、登録有形文化財にも指定されている。 アーチへの負荷を避けるために架設された吊り橋が真…
山陽自動車道 玉島インターの近く、県道54号の旧道沿いにある、里道改修の記念碑。 旧県道より正対。碑の裏手、左へ下っていく道が里道。 明治44年と刻まれている。 右 鶏尾道(けいお)とある写真右手へ下る道が里道で、左側の正面へ伸びる道が旧県道。 裏…
県道34号の旧道にあたる、稲木川に架かる橋。1932年竣工。 県道34号と294号が交わる宮ノ端の交差点で信号待ちをしていたところ、ちょうど見えた。来ずにはおられまい。 ちょうど川が3本くらい合流するところに架かっている。 高欄の意匠が印象的だった。 老…
県道103号、高屋川に架かる下路プレートガーダー橋。旧山陽道にあたる。読みはしつき。 1954年、三菱広島造船所製作。 井原市には同じく水色の下路PG橋の男川橋がある。 高欄はけっこうゴツい印象。 折しも堤防工事中。 三菱マーク。橋ではあまり見かけない…
泰平橋のほど近く、林野の街並みの中にある。 補修を受けているようだが、妙にきれいな外壁の煉瓦とかもそうなのだろうか。どこまでがオリジナルなのか知りたい。 知らずに通りすがったので思わず二度見したけれど。 場所:https://goo.gl/maps/PPBghGP7J3XV…
津山線、牧山−野々口間にある煉瓦アーチの架道橋。 すぐ近く牧山方には、同様の構造の拱渠もある。さらに牧山方、手立トンネルの手前には古レール使用の跨線橋もある。 県道218号からはこちらのポータルが見える。 場所:https://goo.gl/maps/eCsg4YMsENgWZx…
国道53号、道の駅くめなんから程近いところにある。津山線の神目−弓削間の架道橋。弓削方にしばらく行くと古レール使用の跨線橋がある。 誕生寺川越しに津山線を望む。 煉瓦アーチと布積み石ポータル。 部分的にモルタル補修を受けている。 ありがとう 車も…
津山線、神目−弓削間にある跨線橋(人道)。神目方で近いところに煉瓦アーチの架道橋がある。 橋脚に古レールを使用しているラーメン橋。同じく津山線 牧山–野々口間に十谷上にある跨線橋と、高欄や床版の材質は同様。古レールを使用している点も共通、なの…
成羽川の右岸を走る県道33号線の、備中トンネルの旧道区間にあるRC充腹アーチ橋。大正8年竣工。 険しい立地のため、なかなかサイドビューが拝めない。また、いつか対岸からも見に来ねば。 特筆すべきは、その先に続く片洞門。 現県道の備中トンネル。
湯郷温泉にほど近い、吉野川に架かる橋。昭和5年(1930)架設の鋼プレートガーダー橋(カンチレバー)。 土木学会選近代土木遺産ではCランクとなっている。 石積みの橋脚は大正時代に架けられたボーストリングトラス橋のもの。 (「写真集 岡山県民の明治 大…
県道5号から分岐し、馬立川を渡る橋。鋼方丈ラーメン橋。県道から見えたその姿に思わず立ち止まった。 手前に来てみると、橋があるとは思えないような主張のなさ。 親柱もなく、銘板も無いようで、これといった情報も得られないかと思っていたら、、、こんな…
旭川の右岸沿い、県道218号のトンネル。読みはかんかけ。 トンネルリスト(平成16年度道路施設現況調査)によると、その開通は1933年。現在はライナープレート工法により補修されている。 東側の坑門 扁額は右書き。 内部はライナープレート工法でとってもモ…
国道195号、物部川に架かる橋。 1955年、横河橋梁製作。分格ワーレントラス。 側径間はポニーのワーレントラス。折しも隣では新橋を建設中。 橋の東詰めには、ふるさと物産店があった。(写っていないが写真左手前) あめごの塩焼きがうまかった。 撮影:2020…
生野銀山の程近く、国道429号から分岐する、市川に架かる橋。RC桁橋。 銘板も無く、竣工年も分からなかったが、近年の補修により、ブラックジャックのようになった姿に心惹かれた。親柱の頭の笠の部分も、御影石で復元されていることに、橋に対する強い愛を…
吉野川の支流、南小川に架かる橋。昭和6年(1931)、松尾鉄骨橋梁製作。下路曲弦ワーレントラス橋。 仏様の後ろの、舟形光背をイメージさせられる親柱。 奥に見えるのは土讃線、そのさらに向こうには、国道32号が渡り、吉野川が流れる。 独特な親柱の、重厚な…
岡山市北区御津中牧、十谷上コミュニティバスのりば近くにある、津山線の跨線橋。鋼ラーメン橋。正式名称、竣工年は不明。1947年の地理院の航空写真ではすでにあるように見える。 津山線が手立トンネルを抜けてきたところにある、いたって地味な橋。しかしな…
府道450号、由良川に架かる橋。府道という響きは自分には新鮮だ。いつの日か、これが道道だ、とか言ってみたい。 昭和4年竣工。7径間のボーストリングトラス(ポニー)。松尾鉄骨橋梁製作。 国登録有形文化財、土木学会選出近代土木遺産、Aランク。というこ…
生野銀山にほど近い国道429号の橋。RC単純床板橋。1987年竣工。近くには銀山橋もある。 見過ごすほどの短さ、にもかかわらず高欄のデザインが凝っている。下箒橋(したぼうきばし)という名前もいい。 国道429号のこのあたりは、明治期の生野銀山の建設に伴…
男川橋と書いて「おがわばし」と読むらしい。 1966年竣工。下路プレートガーダー橋。宇戸川に架かる橋で、宇戸川はすぐに小田川と合流する。 キュートな水色。 親柱はないが、それぞれの銘板に、男川橋、おがわばし、宇戸川、昭和四十一年三月竣功とある。 …
県道6号沿いにある、揖保川を渡る橋。 1977年竣工。下路プレートガーダー橋。道路橋ではあまり見かけない。 川崎電機工業株式会社製作。 褪せた赤がいい。 で、橋の上のから風景。 ん、あれは? どうやら旧橋の橋脚の基礎のよう。 丸太が残る。 場所:https:…
美甘橋(みかも)。国道181号の旧道にあたる、新庄川に架かる橋。 1960年(昭和35年)竣工。RC開腹アーチ橋。 昭和40年代頃に築造された現在の国道181号の美甘橋を斜め上に臨む位置にある。 “大正の初に架けられた橋はどの橋も皆交通量の増加と交通機関の発…
美甘橋と同じく、国道181号の旧道にあたり、新庄川に架かる。 昭和2年竣工。RC充腹アーチ橋、石で化粧したものと思われます。草ぼーぼーでした。 “木橋としては比較的健全であった真橋も、大正の末期になると、安全度が問題となり昭和二年工費二千七百円を費…
県道27号のトンネル。 トンネルリストによると、1927年(S2)の竣工と結構古い。当初からこんなに幅員があったのだろうか。 格子状に落石防止が施されているものの、基本的には素掘りなんだそう。 撮影:2020/9/21
県道411号沿いにある菅生ダムを通り過ぎて、そのまま北上していくと県道が途切れてしまう。その手前にある分岐をしばらく行くとある。トンネルを超えてそのまま行けば県道411号の相方につながる。 トンネルリストによると竣工は1965年。 撮影:2020/10/3
県道31号高梁御津線、虎倉トンネルの下らへんにあった。竣工年は不明。 上を走るのは県道31号。 左上に虎倉トンネルが見える。 奥の橋が県道31号、渡った山側には虎倉トンネル。 トンネルを迂回する旧道から撮影。 旧道の橋。味がある。 撮影:2020/8/30
付近を併走する国道429号の旧道なんでしょうか。 足守川へ架かる橋。昭和3年竣工。 竣工年は写真向かって右の親柱の側面にあった(川側)。 撮影:2020/8/30
八東川に架かる、県道176号の橋。昭和9年竣工のRC開腹アーチ橋。 ちょうど国道29号(国道482号重複区間)から県道が分岐するところにある。 橋を渡れば、かつては宿場町だった若桜町の街並みへ。 国登録有形文化財、土木学会選奨土木遺産認定。 袂に解説の看…