鹿森ダムの近く、県道47号の旧道区間にある二つの隧道。平成22年にループ橋の青龍橋が開通したことで旧道となった。
どちらも竣工は昭和36年とのことで、翌昭和37年完成の鹿森ダムに関連して工事が行われたのでしょう。
遠登志橋を見た帰りに、トンネルがあることに気付いて慌ててやって来た。
ループ橋の手前にある分岐をやって来る。頭上に青龍橋を仰ぐ。
まず、鹿森第二隧道がお迎えしてくれる。扁額があるがよく読めない。トンネルはカーブを描いている。
抜けて来て、振り返り。こちら側では鹿森第ニ隧道の扁額がよく見える。
トンネルを抜けて50mほど行くと、ヘアピンカーブで折り返して更に昇っていく。
程なく鹿森第一隧道がお出迎え。
横を向けばループ橋が同じ高さに見える。旧道は二つの隧道とヘアピンカープで高度を稼いでいた。
こちらも同じようなコンクリート製。
抜けまして、反対側の坑門。
抜けてすぐそこは鹿森ダム。鹿森堰堤の銘版がある。
堰堤付近より振り返り。ループ橋が見える。
…イカツい柄。
第二青龍橋とあるが、ループは川の左岸で一度着地しているので、橋としては第一、第二と分かれているようだ。
ループ橋からはダムを正面に臨めるようだが、見るのを忘れていた。帰りの時間もあったので。
撮影:2020/12/3