on-ordの日記

土木遺産など、出先で見たもののメモです。

総門橋(岡山県高梁市成羽町)

高梁川支流の成羽川に架かる橋。昭和19年架設の3連のRCローゼ橋。

県道で、近代土木遺産2800選Cランク。

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南詰側より。

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上流側のアーチのみ補修を受けており、オセロのようになっている。

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高欄の端に銘板が取り付けられている。傷んでいるが総門橋とある。

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側道橋部分には「あいさつ橋」と愛称が付けられている。

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表面を削って、樹脂コーティングしてある。よく見ると、ぬるっとしたなんとも言えぬ質感となっている。

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橋の北詰。

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唯一ある親柱。かなり地味だがコンクリートの色味がアーチと同様なので、これがオリジナルなのだろうか。

若干読みにくいが、昭和十九年六月竣工とある。

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こちら側から見ると色が違うので、また違った表情を見せる。2度おいしいというやつか。

撮影:2021/5/30