旧山陽道で、矢坂山の裾を通るあたりにあるコンクリートの橋。親柱の側面に竣工年があり、昭和10年頃のものと思われる。(読みづらいけれど、四か七か十のどれかだと思います。廿じゃないとは思う。)
橋の東詰より。
このあたりは、石原裕次郎のお墓でも知られる万成石の産出地に近いけれど、この親柱はどうなんだろう。見てもよく分からん。
橋の西詰より。
坂道が潜る架道橋。この道はおそらく元々水路だったものと思われる。撮影地点の後ろが万成東町公園なのだが、ここがどうも溜池だったようだ。(昔の航空写真や今昔マップを見る限り池だったようなので、間違いなさそう)
高欄は人造石洗い出し仕上げ?のような感じ、細い砂をまぶしたような。好みです。
下って北側から。けっこう高さがある。道が狭いから余計に高く見える。
親柱には、東西ともに「大倉橋」と「おほくらはし」。
たぶんですが、昭和十年八月と読めます。
撮影:2021/2/28