国道180号の旧道にあるRC桁橋で、架設は1937年。親柱は2/4残るのみで、どちらも竣工年だった。名前は高梁市の「橋梁の長寿命化計画」のリストから、橋の長さと路線名(市道鳴戸市場線)から津和谷橋で間違いなさそう。このあたり、字も津和谷のようなので。
地味ではあるが、やはり雰囲気がいい。親柱はちょうど対角に残っているが、どちらも竣工年。おそらく名前があった方が両方とも失われている。
高欄にはアーチ状の意匠が施されている。向こうに見えるのは高梁川。
橋は山からの水流に架かる。奥には砂防堰堤が見える。
練石積みの堰堤。
昭和十二年二月竣功。
高欄はもしかしたら開腹アーチみたいなデザインかと思ったが、そうではなかった。勝間橋の逆パターンみたいなデザイン。
撮影:2021/5/30